コロナ禍前は月に2~3本の映画を観ていましたが
この3年余り映画館へ行くことも自粛していました
ようやく今月、久しぶりに映画館へ行こうと思い立ち
選んだのがアニメ映画「すずめの戸締り」でした
震災を題材にした新海誠監督作品ですが
劇中、緊急地震速報に似せたアラームが鳴るシーンが
何度もあって当時の事をいろいろと思い出しました
実は、2011年3月10日にクリント・イーストウッド監督作品の
映画「ヒア・アフター」を劇場で観ました
「臨死体験」をテーマにした映画でした
まさかその翌日に
東日本大震災が起こり
東北地方全域に大津波が襲うとは夢にも思いませんでした
(その後、すぐにこの映画も上映自粛になってしまいました)
当時、映画「ヒア・アフター」を観たかったのは
興味があった臨死体験や死後の世界についての描写を
あのクリント・イーストウッドがどのように演出するのか
ワクワクしていたのですが
作品では、そのあたりは曖昧に表現されていて
物足りなかったです…
ただ、エリザベス・キューブラー・ロスを彷彿とさせる女性研究者や
登場人物の一人である霊能者(マット・デイモンが演じていました)は
丹念に取材して丁寧に人物像を造形されていると感じました
ちなみに「すずめの戸締り」では
扉を介して
あの世とこの世が交差した?世界(時間や空間を超越した)が出てきます
こちらは
なんとなくSF映画「インターステラー」の”五次元”を思い出しました
今年は関東大震災からちょうど100年です
2月にはトルコ・シリアで大地震があったばかりです
そして、12年目の”3月11日”がまた巡って来ます
自然災害があったことを常に忘れずに
日々、備えたいと思います