スピリチュアル系オジサンのメモ用紙

スピリチュアルが好きなオジサンの雑記帳です

お金の問題は「感情」に紐づけされている?

前回のブログでスピリチュアルの観点と「お金」について述べました

 

その流れで

 

これまでお金について様々な角度から本を書いて

 

ベストセラーも出されている本田健さんの著作を改めて読んでみました

 

 

一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money

 

本田さんが英語で書いた本をご本人が日本語翻訳したものです

 

これまで大富豪がいかにして資産を築いたのかを物語風に解説した本や

 

お金の知識や感情について心理的なアプローチ

 

人とお金の関わり方をタイプ別に分類し解説した本など

 

数々の著作本を出されている本田さんの集大成だと思います

 

 

この本を繰り返し読んでみると

 

お金自体は、あらゆる人々の周囲を循環している「中立なエネルギー」で

 

善悪の区別もありません

 

(所謂、”便利なツール”ですよね)

 

問題となるのはそのお金に対する人々の持つ「感情」だとしています

 

 

誕生してから成育歴の中で両親から刷り込まれた事をベースに

 

成長して経験(友人などの人間関係や周囲の環境)してきた事

 

さらに、その前の世代である祖父母の歩んできた歴史(戦争や自然災害など)の中で

 

それぞれが形成してきたイメージも投影されて

 

人々はお金に対する「感情」を作っているそうです(汗)

 

 

そういえば私自身、同じ両親から生まれた兄弟間でも

 

「お金」の取り扱い方がかなり違うと痛感しており

 

ひょっとすると過去世も影響しているのではないか?

 

と密かに思ってしまいます(笑)

 

 

 

 

ちなみに、スピ系の金運アップに関する方法論は

 

トイレの掃除から所有物の断捨離

 

どこそこのパワースポット巡り等々…

 

山ほど語られていますね

 

 

確かにこういった方法は効果もありますが

 

一番の近道は本書にもあるように

 

自分のお金に関する「感情」をよ~く内観する事ではないか?と思います

 

内観というと難しく聞こえますが

 

父母から「お金」について言われた印象深い言葉や

 

家庭環境で「お金」にまつわる嫌だったり、悲しかった記憶

 

これらについて

 

(本当はカウンセリングを受けるが自分としては良いと思いますが)

 

ただただ、ノートにひたすらそれらを書き出すという作業でも

 

内観や癒しの効果があると思います

 

 

本田さんもご両親から受けた言葉や行為

 

特に税理士だったお父さんの商売にまつわる凄惨な体験談や生い立ちも

 

赤裸々に語っておられます

 

 

 

「お金」にまつわる事だけでなく

 

自分の中で「うまくいっていない」諸問題の

 

根本は「関係親子」で

 

それらの解決には、「親子の関係性を癒す」という

 

道に辿り着くようです

 

 

以前、私はゲシュタルトセラピーという心理療法を受けていて

 

いろいろな悩みについてカウンセリングを受けて

 

それこそ玉ねぎの皮を剝くように何枚取っても

 

最終的には「親子関係」がドーン出てくるのには驚きました

 

その心理療法はグループカウンセリング形式だったので

 

参加者の方が相談する悩みの後ろ側に

 

ほぼ「親子関係」が隠れていて

 

それだけ親子とは縁も愛も深い分、影も濃いのだなと実感しました

 

 

最近はスピリチュアル系の本でも

 

ノートに書くことで自分の思考や感情を「深堀してゆく」ことを

 

勧める本が増えてきて

 

人やモノといった外側に求めるのではなく

 

自分の心の内側を見てゆくことの大事さが

 

認知されてきたのかな?と思います

 

もちろん、これらは大昔から言われてきたことではあるのですが

 

昨今のスピリチュアルブームの中で

 

手っ取り早く「スピリチュアル」を消費することで

 

(出来れば自分に都合の良い)結果をインスタントに得ようという流れが

 

少しずつ見直されてきたのは非常に健全な動きだと思います

 

もしも、(私のように)「お金」にまつわる事でお悩みがあれば

 

本田健さんの本と共にゲシュタルトセラピーの関連書もお勧めします